統一原理講座

み言と「統一思想」から見た「原力」と「万有原力」の関係

1.み言と「統一思想」から見た「原力」と「万有原力」の関係(1)「原力」と「万有原力」の関係について「統一思想」では、「原力」と「万有原力」の関係を次のように説明しています。 宇宙万物はいったん創造されたのちにも、絶えず神から一定の力を受け...
進化論批判

聖書と進化論の限界Ⅰ―第1回 進化論の哲学的前提とその崩壊―言語存在論が暴く「意味なき宇宙」という虚構

1. はじめに:進化論を支える“物語”とは?一般に進化論は、生物学が発展する過程で、自然に生まれた科学理論であるかのように語られます。しかし、生命の起源、遺伝情報の本質、人間の精神性といった核心部分に踏み込むと、進化論は科学というより、むし...
進化論批判

聖書と進化論の限界Ⅰ―序章 進化論が説明できない領域とは?

1. 現代における“進化論という宗教”現代社会では、進化論はほぼ自明の前提として語られています。学校教育、メディア、一般書籍において、進化論は「科学が証明した事実」とされ、生命の歴史も、人間の起源も、すべて進化論の枠組みの中で理解されていま...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第4回 神を拒む社会の終末

共産主義は、無神論を出発点として思想を偶像化し、国家権力を「獣」として働かせ、さらに擬似宗教と悪魔崇拝へと変質しました。しかし、聖書は、このような神を拒む社会が最終的にどのような結末を迎えるのかを明確に語っています。そこには厳しい審判の預言...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第3回 全体主義と「獣」の支配

共産主義は無神論から出発し、やがて思想を偶像化し、国家権力と結びついて「全体主義」という形をとりました。個人の自由や信仰を否定し、党と国家が絶対となる体制です。聖書はそのような体制を「獣」として描き、その背後に「龍(サタン)」がいることを示...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第2回 思想や理論が神にすり替わるとき

共産主義は出発点から「神を否定する思想」でした。しかし、神を退けたあとに、人間が空白を放置することはありません。人は何かを拝まずには生きられない存在です。神を否定した社会は、必ず別の「偶像」を立て、それを絶対視します。共産主義が歩んだ道は、...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第1回 神を否定する思想のはじまり

私たちが共産主義を考えるとき、まず根本にあるのは「唯物論」と「無神論」です。カール・マルクス自身が宗教を「民衆のアヘン」と呼び、信仰を社会から排除すべきだと主張しました。宗教は人々を眠らせ、搾取に耐えさせるための道具にすぎないと断じたのです...
日本の聖書

【日本の聖書③】共同翻訳で生まれた論争点とは何か―「ヨハネ1:1」はなぜ議論になったのか

はじめに日本における聖書翻訳には、世界でも珍しい特徴があります。それはカトリックとプロテスタントが共同で翻訳した聖書が存在するという点です。1987年刊行の新共同訳聖書、そして2018年の聖書協会共同訳がその代表です。しかし、教派が違うとい...
日本の聖書

【日本の聖書②】日本のキリスト教界で共通の翻訳聖書を採用するに至った経緯

はじめに日本で現在広く使われている新共同訳聖書(1987年)と聖書協会共同訳(2018年)。これらは、カトリックとプロテスタントが協力して翻訳した「共通聖書」です。しかし、最初から一致していたわけではありません。日本でも、戦前〜戦後にかけて...
日本の聖書

【日本の聖書①】カトリックとプロテスタントで共通の聖書を採用しているのは世界で日本だけ?

はじめに世界には多くの国があり、多くのキリスト教徒が聖書を読んでいます。しかし驚くべきことに、「カトリック」と「プロテスタント」が同じ翻訳聖書を使っている国は、世界でもほとんど存在しません。歴史的に見ても、聖書の扱いは教派の違いを象徴してき...
聖書と心身の健康

聖書から見た波動医学―第5回 賛美の歌声が牢の扉を開く、音と解放の奇跡

聖書には、人間の声や歌が物理的現実にまで影響を与えるという、不思議な出来事が記されています。その最も劇的な例が、パウロとシラスが牢獄で賛美を歌ったときに起こった奇跡です。この物語は、音の波動や響きが心と霊を超えて現実を変えることを、象徴的に...