私たちが地球上で生きていく上で、欠かせないものの一つが「水」です。
水は単なる液体にとどまらず、生命を支える情報とエネルギーの媒体であることが、現代科学の一部においても指摘され始めています。
アメリカ・ワシントン大学のジェラルド・ポラック博士が提唱する「第四の水の相」はその代表的な理論です。
この理論によれば、水は固体・液体・気体という三相に加えて、表面近傍で光を受けると秩序だった構造をつくり、電位差を生み出してエネルギーを蓄える特別な状態に移行します。
この「第四の水の相」は、生命の基盤を支える仕組みとして注目されています。
ここでは、砂漠における昼夜の温度差を一つの例として上げ、水がいかに「エネルギーチャージ」の役割を果たしているかを考えてみたいと思います。
砂漠の極端な昼夜の温度差
砂漠は、昼間は灼熱、夜は極寒という極端な温度変化で知られています。その理由は主に以下の三点にあります。
①水分が少ない
水は比熱が大きく、エネルギーを蓄える能力に優れています。湖や海のある地域では、水が昼の太陽光の熱を吸収し、夜にゆっくり放出するため、温度変化は緩やかになります。しかし、砂漠には水が少なく、その緩衝作用がありません。
②湿度が低い
空気中の水蒸気は、赤外線を吸収して「温室効果」をもたらしますが、乾燥した砂漠では、夜に熱がそのまま宇宙空間に逃げてしまいます。
③雲が少ない
砂漠は晴天が多く、昼間は強烈な太陽光を受けますが、夜は雲がないため保温効果がなく、急激に冷え込みます。
つまり、砂漠の昼夜の温度差は「水がないこと」が直接的な原因なのです。
水はエネルギーをチャージする
ここで注目すべきは、水が単なる「冷却材」ではなく、エネルギーを蓄え、放出する存在だという点です。
海や湖のある地域では、水が昼間に受けた太陽光の熱を内部に蓄え、夜にじわじわと放出します。その結果、周囲の気温は安定し、生命に適した環境が維持されます。
砂漠は、この「エネルギーチャージ機能」を持つ水が欠如しているため、昼夜の温度差が極端に激しくなってしまいます。
ポラック博士の「第四の水の相」の研究によれば、水は光を受けることで秩序ある構造を形成し、内部にエネルギーを蓄積します。
これは、地表や海洋に存在する水が、太陽光を「チャージ」していることの科学的裏付けと重なります。
砂漠は「第四の水の相」が欠けた例
砂漠は、「第四の水の相」が実際にどのように働いているかを逆説的に示す例といえます。
水が存在する地域 → 光を受けて水がエネルギーを保持し、昼夜の温度差を和らげる。
水が存在しない地域(砂漠) → 光を蓄えることができず、夜になると急激に冷え込む。
つまり、砂漠は「水がエネルギーを記憶し、生命を守る働きがあること」を証明する自然の実験場です。
創世記との関連―光と水の相互作用
天地創造の最初に登場する「水」と「光」(創世記1章1〜3節)。まさにこれが、ポラック博士が発見した「第四の水の相」の条件です。
光を受けて秩序を形成し、エネルギーをチャージする水。これは、神が創造の初めから生命の舞台を整えられたことの科学的証拠と解釈できます。
砂漠はその逆の例として、「水がなければ光を受けてもエネルギーを保持できず、生命が住みにくい環境になる」ことを教えています。
水が生命環境を整える証し
砂漠の極端な昼夜差は、水がいかに生命環境を整えているかを際立たせます。水はただの液体ではなく、光と相互作用して「秩序」と「エネルギー」を提供する媒体なのです。
「第四の水の相」は、聖書の創世記が語る「光あれ」の言葉と響き合い、神が創造の初めから水に特別な役割を与えられたことを示唆しています。
科学はまだその全貌を解明しきれていませんが、砂漠の現象一つを見ても、水の存在がいかに生命に不可欠かが理解できます。
水が光を受けてエネルギーを保持し、生命の基盤を整える――これこそが創造の神秘なのです。