第四の水の相

第四の水の相

聖書と「第四の水の相」―第7回 自然現象にみる生命の秩序

聖書の創世記の冒頭には、天地創造の場面が描かれています。(創世記1章1〜3節)そこに登場するのは「水」と「光」です。これは単なる詩的表現ではなく、現代科学における新しい研究――ポラック博士が提唱した「第四の水の相」と一致しています。「第四の...
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聖書と「第四の水の相」―第6回 温泉と地熱水のエネルギー保持

人類は古来より、温泉に癒しや再生の力を見いだしてきました。日本でも、温泉は生活や文化に深く根づき、世界各地でも、地熱水は療養や祭祀の場として大切にされてきました。科学的に見れば、温泉は地下の地熱によって加熱された水にすぎません。しかし、その...
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聖書と「第四の水の相」―第5回 氷河と雪原の光の反射と保持

地球の極地や高山に広がる氷河や雪原は、私たちにとって過酷な環境であると同時に、地球全体の気候を安定させる重要な役割を果たしています。そこに存在する「水」は、固体という形をとりながらも、光との不思議な相互作用を通じて、地球規模の調和を生み出し...
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聖書と「第四の水の相」―第4回 森林と草原の温度調整

地球上の生態系は実に多様ですが、その根本にあるのは「水」と「光」の働きです。森林と草原という二つの代表的な環境を比べると、同じ地域でも、気温の変化や湿度の安定性に大きな違いがあることが分かります。森林は涼しく湿り気を帯び、昼夜の温度差が比較...
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聖書と「第四の水の相」―第3回「第四の水の相」が生み出す生命環境

私たちが住む地球には、さまざまな気候の地域があります。海に近い沿岸部と、内陸の乾燥した地域とでは、同じ緯度でも気温の変動に大きな違いが見られます。沿岸部は比較的温和で、四季の変化も緩やかです。これに対して内陸部は、昼夜や季節の気温差が極端で...
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聖書と「第四の水の相」―第2回 水が生命環境を整える証し

私たちが地球上で生きていく上で、欠かせないものの一つが「水」です。水は単なる液体にとどまらず、生命を支える情報とエネルギーの媒体であることが、現代科学の一部においても指摘され始めています。アメリカ・ワシントン大学のジェラルド・ポラック博士が...
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聖書と「第四の水の相」―第1回 水と光から始まる生命の神秘

聖書の創世記の冒頭には、天地創造の驚くべき描写が記されています。 はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。神は「光あれ」と言われた。すると光があった。(創世記1章1〜...