聖書には、古代の人々が理解できる言葉で、しかし時代を超えて生命の本質を示す数々の表現が記されています。
その中で特に注目すべきは、「土のちり」や「血」、そして「最も小さい種」に関する聖句です。
これらを現代の生命科学や微小生命体の議論と重ね合わせて読むと、ソマチッドのような超微小生命体の存在を示唆するものとして浮かび上がってきます。
1. 創世記の「土のちり」と人間の創造
創世記の2章7節には次のようにあります。
主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。 (口語訳)
ここで「ちり」と訳されているヘブライ語「アファール」は、粉のように細かい微小な物質を指します。
つまり人間は、極めて小さな粒子に神の息(ルーアハ=霊)が注がれることによって生命を持つ存在となった、ということです。
現代的に読みかえてみると、この「ちり」を単なる土の粉として見るのではなく、生命活動の最小単位である超微小存在―すなわちソマチッドと重ねることができます。
ソマチッドは、血液や体液中に見られる直径0.01マイクロメートルほどの粒子で、DNAやRNAに基づいて形を変え、生命活動に寄与すると考えられています。
主流の学界では認められていない概念ではありますが、「ちりから命を生じさせる」という聖書のイメージと驚くほど親和性があります。
神が「ちり」から人を造ったという表現は、生命の根源が目に見えないほど小さな存在に宿っていることを暗示しているのです。
2. 血の中にある生命とソマチッド
また、レビ記の17章11節には「肉の命は血にある」と記されています。
古代人にとって血は、命そのものを象徴するものでした。出血すれば死に至ることからも、それは直観的に理解されていたのです。
しかし、現代的に見ると、この「血の中に命がある」という表現は、血液中に存在するソマチッドのような微小存在を想起させます。
血液は単なる液体ではなく、赤血球や白血球、血小板などの細胞、さらに、その中に含まれるDNAやRNAが複雑に作用し合って命を支えています。
その根底に、形を変えてエネルギーや情報を媒介するソマチッドのような存在があるとすれば、「血の中に命がある」という表現は、単なる象徴を超えて、現実的な科学的真理を示していると考えられるのです。
つまり、「土のちり」=ソマチッドが命の最小単位であり、それが血の中に宿って命を支えているという読み方が可能になります。
3. からし種の譬えと微小存在の可能性
イエスは神の国を語るとき、「からし種」をたとえに用いられました。
「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。(マタイ福音書13章31~32節)
からし種は、当時の農民が知る最も小さい種でありながら、大きな木のように成長します。この譬えは、「最も小さなものに、偉大な可能性が秘められている」ことを示しています。
この言葉を現代の生命観に重ねるなら、ソマチッドのような微小存在がその典型です。
顕微鏡でも見えにくい極小の粒子が、DNAやRNAの情報を基盤にして形を変え、生命エネルギーを支える機能を果たす。まさに小さなものが大きな命の営みを導くという聖書の言葉と一致します。
イエスが語られた「からし種」の力は、目に見えない命の最小単位に秘められた可能性を、直感的に示すものと解釈できるのです。
4. 三つの聖句をつなぐ視点
これら三つの聖句を一つの流れとして捉えると、次のような構造が見えてきます。
創世記の「ちり」
→ 人間は微小存在(ソマチッド)の上に造られた。
レビ記の「血」
→ その微小存在は血の中に宿り、命を支える。
マタイの「からし種」
→ 微小な存在には大きな可能性が秘められている。
これはまるで、聖書が命の起源からその営みまでを、微小存在を通して描いているようにも思えます。
5. 結び―聖書と科学の交差点
ソマチッドは現代科学において公式に認められてはいません。しかし、聖書の言葉と重ねて読むと、見えないほど小さな存在が命の根幹を担うという真理を示しているように映ります。
「ちりから人を造る」とは、微小存在に神の息が吹き込まれ、情報とエネルギーが結びついて生命となること。
「血に命がある」とは、その微小存在が血の中で機能し、肉体を支えること。
「からし種」の力とは、微小なものに秘められた生命の可能性を象徴すること。
こうして見ると、数千年前の聖書は、すでに「命は目に見えぬほど小さな存在から始まる」という真理を示していたのではないでしょうか。
ソマチッドをめぐる議論は今後も続くでしょう。しかし、聖書的視点から見れば、それは単なる微小粒子ではなく、神が命に吹き込まれた、エネルギーと情報を担う器である可能性があるのです。