『人類の犯罪者ルーシェル』第2章10婦人科系の疾病

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第2章 ルーシェルによる疾病

 10 婦人科系の疾病

 婦人科系の疾病は、女性にだけ生じる疾病です。子宮がん、女性の生理痛、乳がんなどがこの系統に属します。日常的に産婦人科でよく扱う各種の病名を一つ一つここで列挙しなくても、皆さんは理解できると思いますので、本論に入ろうと思います。

 サタンは、女性の子宮の内外、乳房などにも、数限りなく攻撃して苦痛を与えます。例えば、一般的に、女性が結婚して一番待ち遠しいのが赤ん坊です。ところが、ルーシェルとその一派が人間の繁殖を妨害するのです。それで何度も流産して、やっと子どもを生む女性もいます。そして、妊娠したとしても、サタンは様々な苦痛を与え、妊娠を放棄させたり、環境的、肉体的な苦痛を与えて、結局、流産させるのです。ここで一つの事例を挙げてみましょう。

 1人の女性が妊娠しました。ところが、ルーシェルの一派とその女性の先祖たちが寄ってたかって妊婦の体を打ち、苦しめながら子宮壁を崩し、苦痛を与えて下血させました。それでは、なぜ霊界の先祖がその妊婦に協助せずに苦しめるのでしょうか。それは、その先祖が地上生活で犯した罪を蕩減するためであり、その先祖の霊界での位置と居場所がとても不安でつらいからです。このような先祖が妊婦のところに来れば、妊婦の肉体は崩れ、子孫の繁殖が途絶えるのです。

 ではなぜ、その先祖はルーシェルの系列に加勢するのでしょうか。それは同じ系列だからです。そのように、復帰されていない先祖が妊婦を助けようとしてやって来ると、むしろ妊婦に苦痛を与えることになり、妊婦にとっていいことはないのです。

 ここで私たちが注目すべきことがあります。氏族的メシヤは、このような先祖たちをみな救わなければならないということです。地上ではもちろんのこと、天上の先祖まで、氏族的メシヤの名で祈って解放しなければなりません。

 先祖の居場所が安定していないために、彼らは救いの手を求めるのです。ある特定の人物を通じて救いと解放を受けてもよいのです。私たちの先祖は、数えきれないくらい大勢いるでしょう。真の父母様が私たちに氏族的メシヤの特権を下さったので、私たちには自分の先祖を救う使命があるのです。ですから、私たちは直接、氏族的メシヤの名で祈り、私たちの先祖を救うことができるのです。ところが、私たちには、そのための信仰が足りません。ですから私たちは、真の父母様のみ言を絶対的に信じ、先祖のために祈り、彼らを救ってあげなければなりません。

 婦人科系だけではなく、あらゆる病気の根源はルーシェルが動機になっているものが大部分なので、その原因を私たちが先に知って治さなければなりません。ここで婦人科に関連する地獄の現場の一場面を紹介します。

 地上で子どもを生んで死亡した若い女性がいました。ところが、彼女は、ここでは赤ん坊を抱いたまま、いつも赤ん坊と一緒に泣いていました。それで私は、その女性にその訳を聞いてみました。女性は、「この子の父親は、未婚ではなく妻のある男性です」と言いました。女性は子どもを生みたくなかったのですが、時既に遅く、生むしかなかったということでした。

 しかし、その男性の本妻が女性のところにやって来て、何度も非難を浴びせ、「遠くに行ってくれ」と繰り返し言ったのですが、その若い女性は最後まで居座りました。その後、この女性は出産して死んだとのことでした。

 ここで私たちが肝に銘じなければならないことは、正しい道でなければ、決して行ってはならないということです。この女性は、他人の夫を迎えることができない自分であることを悟り、そのような道を行ってはならなかったのです。この時、誰が霊的に困難を受けると考えるでしょうか。真理でないことは、いつかは崩れるようになり、道でないものは、ふさがれるようになっています。それが神様のつくられた「天道」です。

 罪を犯せば罰を受けるといいますが、この罰は誰かが与えるものではありません。自分自ら受けて自滅するのです。それが天法なのです。神様が創造されたのは、悪ではなく善です。神様の全能性とは、善を主管する能力です。したがって、神様は悪には干渉されません。神様が干渉しない悪が栄え続けるでしょうか。悪はいつか必ず自滅するようになっています。「天道」があるからです。今、悪が自滅する時が来ました。神様の真の子女が出現したのですから、神様は決してこれ以上待たれません。

 誤った人生の道に入ったとすれば、早く方向転換しなければなりません。帰ってくる道が遠くなれば、それだけ子孫の道が困難なものになります。
 あらゆる病気の発病原因は罪悪に起因します。度を過ぎた欲心、ねたみ、嫉妬なども、やはり病気の根源になります。皆さんは、愛と美、心情の主体であられる神様の前に本然の姿で帰ることを、両手を合わせて祈らなければなりません。(1999年3月14日)

李相軒先生が霊界から送ったメッセージ『人類の犯罪者ルーシェル』より抜粋

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