『人類の犯罪者ルーシェル』第2章9皮膚科系の疾病

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第2章 ルーシェルによる疾病

 9 皮膚科系の疾病

 すべての人体構造は、かかわり合い、結び合って、精密に組み立てられた上で、皮膚という膜でうまく覆われています。そして、神様はそこに生理的な流れを創造されました。神様はそのような人間をご覧になって、とても喜ばれました。

 そして、人間にはいろいろな皮膚の色があります。大きくは、黄色人種、白色人種、黒色人種に分けられます。ところで、この皮膚の色とは別に、皮膚の変化によっていろいろな疾患が現れます。やけどや打撲傷のような皮膚の外傷とは関係なく、内的現象によって様々な皮膚病が生じることがあるのです。いずれにせよ、医学界で言われているあらゆる皮膚の炎症が起こり得るということです。

 それで、驚くべきことは、皮膚の疾患においても、ルーシェルの悪性が作用しているということです。皮膚の疾患が生じて病院に行くと、医師はすぐに炎症が起こらないように注射を打ち、薬の服用を勧めます。すると効果があることも、効果がないこともあります。

 ここで皮膚の疾患における、私たちの肉眼では見えない霊的世界の一場面の話をしようと思います。

 なぜか皮膚に炎症が起こって赤く腫れあがり、体は寒気がするという経験を皆さんはしたことがあるでしょう。その時にルーシェルとその一派は、赤く腫れた部分や炎症の起こったところをいろいろな方法で攻撃し、襲撃します。場合によって、かゆかったり、痛かったり、腫れたりもします。このような現象は、病院に行って何度か薬を飲み、注射を打てば治る場合もありますが、治らない場合もあります。

 ここで必ず知っておかなければならないことがあります。ルーシェルの一派は、人間が常に苦痛の中で生きることを願い、その方向に引っ張っていきます。皆さんは、皮膚病の炎症は彼らとは関係のない病気だと思いやすいのです。しかし、決してそうではありません。何のこともない炎症、大したことのない小さなできものを通してでも、人間を苦痛へと引っ張っていこうとするので、ルーシェルはここには関与しないという考えは禁物です。どんな方法を通してでも、苦難に引っ張っていこうとするのがルーシェルの習性です。ですから、私たちはこのことも覚えておかなければなりません。

 霊界で見たことを地獄編としてフィルムに収めて、皆さん全員に一度見せてあげたいと思います。ここ霊界では、皮膚から各種の汚物がだらだらと流れ、そばに行くと悪臭が漂い、魚市場の魚が腐った臭いよりももっとひどい臭いがすることも多いのです。

 こういった人たちは、地上の生涯で整理できなかった様々な事情があったのでしょう。行商をしていてお金を奪われ、刃物を振りかざしてけがをしたり、財産問題で争ってけがをしたなど、様々な事情があるのでしょう。そのような場合、その困難と苦痛の傷が、地獄では様々な様相の皮膚の疾患として現れるのです。ですから、人間に苦難を与えるために、どの片隅であっても、ルーシェルが攻撃しないところがないのです。

 嫌悪感を与えるような皮膚にして苦痛と苦悩をもたらし、悲惨な姿にしようとするのが、ルーシェルの人間に対する攻撃です。私たちは、もうこれ以上、負けていてはいけません。私たち全員が同じ憤りを感じながら心を合わせ、人類の犯罪者を永遠に追放することに参加しなければなりません。これが私の切なる心です。(1999年3月13日)

李相軒先生が霊界から送ったメッセージ『人類の犯罪者ルーシェル』より

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