共産主義批判

聖書から見た共産主義―第3回 全体主義と「獣」の支配

共産主義は無神論から出発し、やがて思想を偶像化し、国家権力と結びついて「全体主義」という形をとりました。個人の自由や信仰を否定し、党と国家が絶対となる体制です。聖書はそのような体制を「獣」として描き、その背後に「龍(サタン)」がいることを示...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第2回 思想や理論が神にすり替わるとき

共産主義は出発点から「神を否定する思想」でした。しかし、神を退けたあとに、人間が空白を放置することはありません。人は何かを拝まずには生きられない存在です。神を否定した社会は、必ず別の「偶像」を立て、それを絶対視します。共産主義が歩んだ道は、...
共産主義批判

聖書から見た共産主義―第1回 神を否定する思想のはじまり

私たちが共産主義を考えるとき、まず根本にあるのは「唯物論」と「無神論」です。カール・マルクス自身が宗教を「民衆のアヘン」と呼び、信仰を社会から排除すべきだと主張しました。この言葉は、宗教が民衆の苦しみをごまかし、体制への服従を促す「精神的な...
日本の聖書

【日本の聖書③】共同翻訳で生まれた論争点とは何か―「ヨハネ1:1」はなぜ議論になったのか

はじめに日本における聖書翻訳には、世界でも珍しい特徴があります。それはカトリックとプロテスタントが共同で翻訳した聖書が存在するという点です。1987年刊行の新共同訳聖書、そして2018年の聖書協会共同訳がその代表です。しかし、教派が違うとい...
日本の聖書

【日本の聖書②】日本のキリスト教界で共通の翻訳聖書を採用するに至った経緯

はじめに日本で現在広く使われている新共同訳聖書(1987年)と聖書協会共同訳(2018年)。これらは、カトリックとプロテスタントが協力して翻訳した「共通聖書」です。しかし、最初から一致していたわけではありません。日本でも、戦前〜戦後にかけて...
日本の聖書

【日本の聖書①】カトリックとプロテスタントで共通の聖書を採用しているのは世界で日本だけ?

はじめに世界には多くの国があり、多くのキリスト教徒が聖書を読んでいます。しかし驚くべきことに、カトリックとプロテスタントが翻訳の段階から共同で参加し、同じ訳文を共用している国は、世界でほぼ日本だけです。歴史的に見ても、聖書の扱いは教派の違い...
聖書と心身の健康

聖書から見た波動医学―第5回 賛美の歌声が牢の扉を開く、音と解放の奇跡

聖書には、人間の声や歌が物理的現実にまで影響を与えるという、不思議な出来事が記されています。その最も劇的な例が、パウロとシラスが牢獄で賛美を歌ったときに起こった奇跡です。この物語は、音の波動や響きが心と霊を超えて現実を変えることを、象徴的に...
聖書と心身の健康

聖書から見た波動医学―第4回 ラッパの響きと天地を揺るがす振動

聖書の中で「ラッパの音」は、特別な意味を持っています。古代イスラエルの民にとってラッパは、単なる楽器ではなく、神の顕現を告げ、戦いや祭りを導き、共同体を一つにする象徴的な響きでした。聖書には、ラッパの音とともに天地が震え、人々の心が揺さぶら...
聖書と心身の健康

聖書から見た波動医学―第3回 ダビデの竪琴と音楽療法

人間は古代から、音楽によって心を慰め、癒されてきました。現代でも音楽療法が医療や心理支援に活用されており、脳波や自律神経を整える効果が科学的に研究されています。しかし、この「音楽が人を癒す」という思想は、決して新しいものではなく、聖書の中に...
聖書と心身の健康

聖書から見た波動医学―第2回 神の言葉は創造の響き

前回は聖書に見られる「音と響き」の多様な場面を概観しました。今回は特に「神の言葉が創造の力である」というテーマを掘り下げ、ヨハネ福音書の「ロゴス」概念と現代の波動理解との接点を探ります。現代において「波動」「周波数」という言葉は、音楽療法や...