聖書と心身の健康

ゼロリスク信仰への警鐘

聖書とゼロリスク信仰―第1回 ゼロリスク幻想とは何か

“完全な安全”を求める時代の病私たちは今、あらゆる場面で「安全」を求める社会に生きています。食品には添加物がないことを望み、環境には一切の有害物質を排除しようとし、交通事故や災害、感染症までも「ゼロ」を掲げて対策を求めます。こうした傾向は一...
聖書に学ぶ健康

創世記と人体の相似性Ⅱ―第3回 松果体と視床下部・天の光と地の祭壇

1.天と地をつなぐ脳の聖所人間の脳の中心には、二つの象徴的な器官が存在します。ひとつは松果体(しょうかたい)、もうひとつは視床下部です。松果体は脳の深部、正中線上の高所に位置し、光の情報を受け取る感受体として働きます。一方、視床下部は脳の底...
聖書に学ぶ健康

創世記と人体の相似性Ⅱ―第2回 神経の光とホルモンの風

1.神経系とホルモン系――二重の生命ネットワーク人間の身体には、二重の情報ネットワークが存在します。一つは神経系で、光のように速い電気信号によって命令を伝える回路です。もう一つはホルモン系で、血液という水の流れに乗って化学信号を送り、全身の...
聖書に学ぶ健康

創世記と人体の相似性Ⅱ―第1回 二重の生命構造・神と人間、心と体をつなぐ回路

1.神経とホルモン――二つの命の流れ人間の身体には、二つの生命回路が組み込まれています。ひとつは脳から脊髄へと走る神経系であり、もうひとつは血液に乗って全身をめぐるホルモン系です。神経系は光のように速く、電気信号によって命令を伝える「言葉の...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第8回 御霊とホルモン

本シリーズでは、人間の精神と肉体に深い影響を与えるホルモンの働きを、聖書の言葉と結びつけて考えてきました。愛の絆をもたらすオキシトシンやバソプレシン、血を通して命を支えるホルモン、心を癒すセロトニンやドーパミン、恐れを引き起こすアドレナリン...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第7回 かおりと記憶・フェロモン

かおりは男女の関係にも深く影響します。フェロモンは異性への魅力や信頼感を無意識に左右し、夫婦や親子の絆を強めます。人間の五感の中で、最も記憶と結びつきやすいのが「嗅覚」だと言われます。あるかおりを嗅いだ瞬間、幼い頃の出来事や懐かしい人の顔が...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第6回 平安と安らぎ・メラトニン

前回は涙と感情に触れましたが、涙と同じく人間に不可欠なのが「眠り」です。眠りもまた男女の差に影響されます。女性はエストロゲンの変動によって眠りの質が変わりやすく、男性はテストステロンの低下が睡眠障害に関係します。神は性差を通しても眠りのリズ...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第5回 涙と感情・エンドルフィンと詩篇

人は喜びを笑いで表し、悲しみを涙で表します。男女の性差を形づくるホルモンも、この感情表現に影響を与えています。一般に女性はエストロゲンの影響で涙を流しやすい傾向があり、男性はテストステロンの影響で涙を抑えがちだとされます。しかし、どちらの涙...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第4回 恐れとストレス・アドレナリン・コルチゾール

愛と性を通して人を結び合わせるホルモンがある一方で、人間を分断し、体を蝕むホルモンも存在します。その代表が、恐れや不安に関わるアドレナリンとコルチゾールです。人間が生きる中で避けることのできない感情の一つが「恐れ」です。危険を察知して身を守...
ホルモンの働き

聖書とホルモンの働き―第3回 喜びと癒し・セロトニンとドーパミン

前回までは「愛と絆をもたらすホルモン」や「男女の性差を形づくるホルモン」について考えました。神が愛と性を通して人間を結び合わせ、命を継がせる仕組みを備えられたことを確認しました。今回はその流れを受けて、「心の喜び」が体を癒す力になるという視...