聖書と科学

量子論

聖書と量子力学―第4回 観測問題と「信仰による現実」

1.量子力学における「観測問題」とは何か量子力学が提起する最大の哲学的課題の一つが「観測問題」です。これは、粒子が観測される前には複数の状態が同時に存在しており、観測された瞬間にその状態がひとつに定まる、という現象をめぐる問題です。私たちが...
量子論

聖書と量子力学―第3回 言葉が現実を創る:波動関数と神の言葉(ロゴス)

1.量子的な「可能性の重なり」とは何か量子力学が明らかにした最大の特徴の一つは、「現実は最初から一つの姿に決まっているわけではない」という点です。私たちが日常で見ている世界は、物が一つの形に定まり、その形が変わるときも連続的に移り変わってい...
量子論

聖書と量子力学―第2回 創世記の「光あれ」と光の二重性

1.光とは何か―量子論が示す二つの顔私たちは、日常生活の中で光を当然のように受け入れています。朝になれば太陽が照り、夜には灯りが部屋を明るくします。しかし、この身近な光を深く探っていくと、意外なほど複雑で奥深い性質が表れてきます。量子力学が...
量子論

聖書と量子力学―第1回「量子もつれ」と聖書の霊的現実

1.私たちが見ている世界は、本当に“すべて”なのか人は、目に見えるものを確かなものと感じ、見えないものを曖昧で不確かなものと考えがちです。重さがあり、手で触れられる物体は現実であり、心や霊のような目に見えない領域は、どこか抽象的で実体がない...
量子論

聖書と量子力学―序 聖書の霊的直観と量子論の世界観に見る共通テーマ

1.見える世界と見えない世界の狭間で私たちは、目に見えるものだけを「現実」と呼ぶ習慣の中に生きています。日常の世界では、物がぶつかれば音がし、光を当てれば影ができるという、わかりやすい因果関係が支配しているように見えます。しかし、20世紀に...
千島・森下学説

聖書と千島・森下学説―総まとめ 千島・森下学説に見る聖書の先見性

これまでの連載では、聖書に記された「血」「水」「霊」に関する表現と、千島・森下学説の三本柱(腸造血説・赤血球分化説・細胞可逆説)を照らし合わせてきました。驚くべきことに、古代の聖書の言葉と近代以降に提唱された学説が、同じ命の真理を指し示して...
千島・森下学説

聖書と千島・森下学説―第8回 腹(腸)=生命の源・ヨハネ福音書7章38節

現代医学では「血液は骨髄でつくられる」という説が定説になっています。しかし、20世紀に千島喜久男博士と森下敬一博士が提唱した「腸造血論」は、この常識に一石を投じました。腸が血液の生成に関わるという大胆な学説は、既存の医学界からは異端視されな...
千島・森下学説

聖書と千島・森下学説―第7回 終末と細胞可逆説

聖書は「終末において人は朽ちない体に変えられる」と語ります。パウロはコリント人への第一の手紙15章で、復活の体について次のように述べました。 この朽ちるものは必ず朽ちないものを着、この死ぬものは必ず死なないものを着ることになるからである。 ...
千島・森下学説

聖書と千島・森下学説―第6回 普遍の救いと血の循環

聖書は「イエスの血によってすべての人が救われる」と語ります。その血は特定の民族や限られた人々のためのものではなく、万人のために流されました。一方、千島・森下学説は「赤血球は万能細胞であり、全身を生み出し、更新し続ける源泉である」と主張します...
千島・森下学説

聖書と千島・森下学説―第5回 血のしるしと新しい命

旧約聖書の中で、血が象徴的に用いられる最も劇的な場面のひとつが出エジプト記の「過越祭」です。エジプトで奴隷だったイスラエルの民が解放される前夜、神は彼らに小羊をほふり、その血を家のかもいと門柱に塗るよう命じられました。血のしるしを見たとき、...