欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第8回 欧米型キリスト教と聖書のズレ②神の国・契約・歴史観

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.“神の国=来世の天国”という欧米神学の構図欧米型キリスト教において、「神の国」という語は、しばしば“死後に行く天...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第7回 欧米型キリスト教と聖書のズレ①救済観・人間観

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.なぜ「欧米の救済観」は聖書の救いと異なっていくのか欧米型キリスト教における救いの理解は、長い歴史の中で大きく内面...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第6回 近代宣教と文化的植民地主義の構造

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.宣教と植民地主義が重なった近代の現実近代以降のキリスト教宣教は、純粋な福音の伝達として理解されることが多くありま...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第5回 中世から近代の欧米文化が神学になる瞬間

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.欧米文化の中に神学が溶け込む歴史的転換点キリスト教史を振り返ると、聖書の世界観は中東に起源を持ちながら、歴史の後...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第4回 ローマ帝国とキリスト教の制度化・教義化

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.ローマ帝国がもたらした教会制度キリスト教は本来、小規模な家庭集会を中心とする自発的な共同体運動として始まりました...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第3回 パウロ神学とギリシャ化の衝撃

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.パウロが活動したギリシャ語が支配する地中海世界イエスの宣教はユダヤ社会の文脈で展開されましたが、パウロが伝道を始...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第2回 イエスの福音は中東から始まった

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.キリスト教=西洋の宗教という誤解現代の私たちは、キリスト教を無意識のうちに「西洋の宗教」と見なしてしまいがちです...
欧米型キリスト教

聖書から見た欧米型キリスト教―第1回 私たちが知る「キリスト教」とは何か?

※本シリーズでいう「欧米型キリスト教」とは、近代以降の欧米社会において形成された神学的・制度的・文化的キリスト教を指します。1.私たちが知る「キリスト教」の正体とは?日本で一般に思い浮かべられる「キリスト教」は、教会堂のデザイン、礼拝形式、...
多神教の限界

聖書から見た多神教―補 「統一原理」が示す「善と悪に対する第三の視点」

本シリーズでは、多神教と聖書的一神教の世界観を比較しながら、「善と悪をどのように理解するか」という前提が、人生観・歴史観・救済観に決定的な違いをもたらすことを見てきました。ここでは、その議論をさらに一段深めるために、「統一原理」(『原理講論...
多神教の限界

聖書から見た多神教―結 多神教批判ではなく“世界観の本質”を比較する

1.本シリーズの視点―批判ではなく理解と比較本シリーズ全体を通して強調してきたことは、多神教を単純に批判することが目的ではないという点です。多神教には、調和や共存といった価値が存在し、平時の社会において一定の安定をもたらしてきた側面がありま...