聖書に見る神の愛

聖書に見る神の愛―第1回 聖書が示す神の愛は一つではない

1 「愛」という言葉について私たちは日常的に「愛」という言葉を用います。「親子の愛」「夫婦の愛」「隣人愛」「神の愛」など、さまざまな場面で使われていますが、その意味を厳密に区別して考えることはあまりないのではないでしょうか。しかし、聖書を丁...
聖書と思想

聖書から考える宇宙人の存在―第4回 宇宙人信仰とユートピア思想

1 はじめに人類は古来より「理想の社会」「争いのない世界」を夢見てきました。古代の「桃源郷」やトマス・モアの『ユートピア』に象徴されるように、現実の矛盾や不満を超えた理想郷を想像することは人間の普遍的な営みです。現代において、このユートピア...
聖書と思想

聖書から考える宇宙人の存在―第3回 フェルミのパラドックスと神の存在

1 フェルミのパラドックスとは1950年、物理学者エンリコ・フェルミは、昼食時の雑談の中でこう問いかけました。「宇宙人はどこにいるのか?」(Where is everybody?)宇宙には膨大な数の恒星が存在し、その多くが惑星を持っていると...
聖書と思想

聖書から考える宇宙人の存在―第2回 ドレイク方程式と希少地球仮説

1 広大な宇宙と人類の孤独夜空を見上げれば、無数の星が輝いています。最新の天文学によれば、私たちの銀河系だけでも約1000億個の恒星が存在します。さらに宇宙全体には、数千億から数兆個ともいわれる銀河が広がっていると考えられています。これほど...
聖書と思想

聖書から考える宇宙人の存在―第1回 古代宇宙飛行士説(デニケンの理論)と聖書の違い

はじめに宇宙人は本当に存在するのでしょうか。現代では、映画や小説、インターネット上の情報などを通して、「宇宙のどこかに人類よりも進んだ文明を持つ存在がいるのではないか」という考えが広く知られています。また、未確認飛行物体(UFO)や未確認異...
共産主義批判

聖書から見た共産主義の起源―第6回 神への愛か、神への怨みか

1 共産主義の起源を探る旅の終わりに本シリーズでは、「共産主義はどこから生まれたのか」という問いを出発点として考察を進めてきました。一般には、共産主義は経済格差や社会的不平等から生まれた思想として説明されることが少なくありません。しかし本シ...
共産主義批判

聖書から見た共産主義の起源―第5回 神を失った文明は何を求めるのか

1 人は信仰を失っても幸福を求める本シリーズでは、一人の人間が神への期待を失い、その失望が不信となり、やがて神そのものを否定するようになる過程を見てきました。そして、その過程は、一人の人間だけではなく、文明全体にも起こり得ることを考察してき...
共産主義批判

聖書から見た共産主義の起源―第4回 なぜキリスト教社会は共産主義の温床となったのか

1 共産主義はどこから生まれたのか共産主義について語られるとき、その起源は、しばしばカール・マルクスの思想や産業革命以後の経済格差に求められます。確かに、マルクスは共産主義理論を体系化した人物であり、労働者の貧困や社会的不平等も共産主義が広...
共産主義批判

聖書から見た共産主義の起源―第3回 一神教はなぜ無神論を生み出すのか

1 神を最も信じた文明から神を最も否定する思想が生まれた前回は、神への否定は無関心から生まれるのではなく、しばしば神への期待が裏切られたと感じるところから始まることを考察しました。そして、神への失望が不信に変わり、その不信がやがて神への反発...
共産主義批判

聖書から見た共産主義の起源―第2回 神に対する愛がなぜ怨みに変わるのか

1 神を否定する人は最初から神を憎んでいたのか前回は、共産主義の起源を理解するためには、人がどのようにして神への信仰を失っていくのかについて考える必要があることを考察しました。そして、一人の人間の内面に起こることは、組織社会としての文明全体...